Frontyard

数年前までフウチソウという名前すら知らなかった。 庭に木やグラス（草）が植えられ、初めて名を知ったものの方が多いのだが、学名Hakonechloa macraといい、Wikipediaによると、箱根の草を意味し、箱根近くで見られるからこの名前がついたとの事。 春から夏にかけては鮮やかな緑色。 そして秋には黄金色に変わる。 我家では、庭の日陰にフウチソウを植えている。 というのも、夏の暑さが厳しいこの地では、葉焼けを起こしてしまい、全滅！というエリアもあった。 大きなオークやもみじの下では去年の夏の暑さもなんとか持ちこたえてくれた。 春になり、美しい緑色を再び見せてくれた

庭のモミジが咲き始めた。 アメリカでもJapanese Mapleと言って、 日本のモミジ愛好家が多いため、 ナーサリーズに行くと、様々な種類、形のモミジを購入する事ができる。 夏の暑さに弱いので、 出来るだけ日陰が出来るところに植えているのだが、 この地の暑さに木も慣れてきたのか、 最初の年に比べるとかなり暑さに強くなったように思う。 ドッグウッドも芽吹いて来た。 紫陽花も新芽が出て来た。 あともう少しで、全ての庭が新緑に覆われる。

小さい頃過ごした家に椿の木があった。 赤と緑のコントラストが好きで、冬になり椿が咲くのが楽しみだった。 ​ ​アメリカと椿。 しっくりこないと何故か思い込んでいたが、我家の冬の庭には椿の花がよく似合う。

少し雨雲があるけど、 それでも太陽が顔を出し、嵐の後の静けさのような田舎。 昨日はあふれんばかりだった小川も水がひきはじめ、 これで一安心。 警察からのお知らせメールで、洪水による道路の閉鎖があるので、 出かける前にはチェックしてくださいとの事だったけど、 少し低い地域では、今まで緑一面だった広っぱが、水で溢れ、 木々が水の中から顔をだしている。 写真の真ん中にある少し背の高いのが、ドッグウッド（ハナミズキ）。 もう少しで白い花を咲かせる。 この木は一番の困ったちゃんだったので、 花が美しく開いた頃にこの木について詳しく書きたい。

地面にへばりついたようにツツジの花が開いた。 ２年前に植えた時から、この形態に密かに疑問を持っていたのだが、 スーパーマーケットの周りに植えられているのも、 我家と同じように地面にへばりついている。 可憐な花を咲かせてくれたし、 これからも我家の庭に素敵なアクセントをもたらしてくれると思うが、 それでも、もう少し成長して 地面にお別れを告げて欲しいと思う今日この頃。